男性なら誰でも女性の愚痴を聞いたことがあると思います。人によっては毎日聞いてうんざり…という人もいるでしょう。
うちの奥さん(または彼女)は愚痴らない人だから楽でいいと思ってる人もいるでしょう。
女性ってなんであんなにしゃべり続けられるんだろう…というのは今回は置いといて、今回の記事はずばり…
あなたは女性の愚痴ちゃんと聞いてあげられていますか?です。
愚痴なんてテキトーに聞き流しとけばいいじゃん…否!
女性にとっての愚痴とは男性にとっての…男性にとっての…思いつきませんがとにかく大事なことなのです!
愚痴というのは基本的には負の感情が溜まりに溜まって吹き出たものです。愚痴を言うという行為は女性の中に不満が溜まっているというこれ以上ない意思表示なのです。
職場で嫌なことがあった、友人関係で嫌なことがあった、家族間で嫌なことがあった…愚痴の原因は様々ですが、女性がピンチの時くらい男見せてもバチは当たりません。
心の奥底では小遣いアップの下心があってもいいので、女性の愚痴はちゃんと聞きましょう。
どうやって聞くのが正解かを説明します。
ちなみにIMAIMA管理人ふーは男ですので男目線になります。あしからず。
女性はなぜ愚痴るのか
この世の中別に女性だけが愚痴ってるわけじゃなくて、男性も愚痴る人たくさんいます。しかし、今回は男性の側に立った話なので男性の愚痴についてはまたの機会にします。男性の愚痴り方はまた種類が違うので…。
では気を取り直して女性はなぜ愚痴るのかですが、それはまず聞いてもらいたいから、次に褒めてもらいたいからです。
もっと細かく言うと頑張った、苦労した自分を認めて褒めてもらい自分の心の中の欲求を満たしつつ、打ち明けることで気持ちが楽になって整理がつけられるから、ということになります。
最も甘えられる恋人、夫に話すことでよりその効果が高まるので、女性は身近な男性に愚痴るのです。
この女性はなぜ愚痴るのかという部分に聞き手として何をしなければならないのかというヒントがありますので、よく覚えておいてください。
女性の愚痴を聞く心構え
愚痴というのは女性にとってデトックスと一緒です。いわば老廃物を身体の中に溜めておくと心身ともに良くないので体外に輩出するというイメージに近いです。
さて、そんな愚痴を聞く心構えですが、とにかく女性の話す出来事より女性の感情に注視して聴いてください。乱暴な言い方になりますが、何が起きたかはこの際横に置いといて女性がその時何を感じどう思ったかに神経を傾けましょう。
なぜ感情が大事なのかというと男性は無意識に話のポイントを起きた出来事に置きがちだからです。
この思考方法で一番やばいのは女性の愚痴を聞いて、即座に論理的に解決策を提案してしまうことです。これをしてしまった瞬間女性は「あーあ、違うのになぁ…」と思い、次からは別の人に愚痴ることでしょう。
解決策提案自体は悪いことではないのですが、今はその時ではありません。というよりそれを女性から求められない限り提案しないでください。
女性が愚痴る目的はあくまで聞いてもらいたいのです。言いたくなる気持ちもあるでしょうがここはグッと我慢です。聞き役に徹しましょう。
ここで私が以前書いた過去記事があります。時間があれば読んでほしい記事です。

ただひとつの決まりごと
女性の愚痴を聞く上でただひとつの決まりごと。それは…
鏡になることです。
聞き役に徹することは先ほど書きましたね。その上で必要なことは自分を鏡に写したように相手に合わせることです。そしてポイントは相手の感情をもっと大きくすることです。
女性が真剣になって話しているときはもっと真剣になって話を聞きましょう。
女性が怒っているときはそれ以上に怒りを感じましょう。
女性が悲しんでいるときはそれ以上に悲しみましょう。
鏡に写したように女性の気持ちに自分を近づけていきます。
それをあくまで口出ししないでテンションと相槌のみでやるのです。怒ったからといって話を遮てキレてはいけませんし、悲しくなったりしてワンワン彼女以上に泣きわめいて困らせてもダメです。
そして重要な相槌ですが、「うん、うん」だけでなく「それからどうなったの」や「それは辛かったね」など相手の感情に寄り添いながらも相手の愚痴の奥底の負の感情を引っぱり出しましょう。
女性は男性にこれをされるとどうなるというとすごく客観的になって冷静になります。自分より怒ってる人を見た途端冷静になるという例のアレです。
そうして女性の感情の吐露が終わって落ち着いた後、本格的に女性から解決策を相談されたらあなたが思った論理的な解決策を提案しましょう。これもあくまで強制ではなく「こんな方法あるよ?」というスタンスが好まれます。
愚痴らせてこそ男
自分の奥さんや彼女が毎日愚痴ってるなら聞く方としては大変ですが、男として喜ばしいことです。女性は少なからずあなたを身近に感じ信頼してるからです。女性はどうでもいい人や嫌いな人には愚痴も言わないものです。しかし愚痴る相手というのはどうしてもわかってほしい相手でもあります。そこで女性のSOSを無視してしまうと女性の負の感情は行き場がなくなります。その結果…は恐ろしくて書きませんが想像しているようなことが起こります。
また、冒頭のように身近な女性が全く愚痴らないというあなた。奥さんができる人だと思って油断していませんか?生きていれば女性は大抵嫌なことあります。ゆっくり二人きりになった時にでも聞いてあげましょう。ダムが決壊するように日々の不満が出てくるかもしれませんよ。不満がないならないであなたのその気遣いが喜ばれますので、照れくさいのはわかりますが頑張って聞いてみましょう。

どうしてもテキトーになってしまうあなたへ
愚痴の対応がテキトーになってしまう人…実は結構います。毎日のことだったりするとついつい「ふーん」「そーなんだ」「大変だったね」のコンボ技で目も合わせず乗り切ろうとしてしまいます。
でもこれは当然ながらダメダメです。何がダメって、その女性を真剣に話し聞いてくれる別の男にもってかれるからです。そうなった時に初めて気づくのでは遅いんです。
テキトーになってしまうのもわかりますが、今日から…いや今からでも上記の聞き方に改善しましょう。
そして真剣に全身全霊を込めて愚痴を聞くと案外女性の愚痴って早く終わるし、回数も減ります。また関係が良くなると女性に男性側の愚痴を聞くだけの余裕もできて、思いやりを持った行動が増えたりします。
そうしたら好循環の始まりです。お互いがお互いのことを考え思いやることでお互いの愚痴も減り、その時間をもっと有意義なことに使えたりするんです。
たかが愚痴…されど愚痴…。
いかがでしたでしょうか。
私、IMAIMA管理人ふーもできているかは別として上記のような姿勢だけは忘れたくないと思う今日この頃…
