一念発起してダイエットにチャレンジして苦労はしたけど無事痩せた!
上半身だけね…
下半身はあれだけ走って食事制限もしたのに全く変わらない。なんで?なんで?
脱!洋ナシ体型!
冒頭文みたいなことになってしまった人は多いですよね。特に女性は男性に比べて下半身に脂肪や筋肉がつきやすいので、下半身太り、洋ナシ体型にお悩みの方も多いと思います。
しかし諦めてはいけません。まだまだやれることはたくさんあります。
今回の記事はそんな脂肪が落ちない下半身に嫌気が差して是が非補足したいという方のための記事です。ではいってみましょうう。
りんご体型と洋ナシ体型の特徴と危険性
まず肥満体型は大きく分けてに種類あります。りんご体型と洋なし体型です。
りんご体型はお腹まわりに脂肪がつく形で主に男性が多いです。このりんご体型の原因はほぼ食生活の乱れからくるものですので「あ、自分(夫)がまさにそう」という方は食生活を改善してください。生活習慣病の原因になり放っておくのは危険です。
では洋なし体型はどうかというと長い時間をかけて脂肪を蓄積していった皮下脂肪になり女性に多いです。この洋なし体型の皮下脂肪は非常に落ちにくく、また表皮に近いためセルライトなどの原因になります。

しかしこの脂肪は異常に食べ過ぎた原因とかじゃない限りお腹まわりの内臓脂肪などに比べて今すぐに取らないといけないというほど緊急性の高いものではありません。
この洋なし型は出産に備えて必要になる脂肪を蓄えているものでもありますので、むしろガリガリに痩せて落としすぎるほうが危険です(だから私は女性には厳しい食事制限はおすすめしていません)。見た目も大切ですが、体に悪影響があるのは本末転倒です。そこはまず下半身ダイエットを始める前に注意しておかなければならないところです。

洋ナシ体型は生まれつきなのか
「若い頃、自分は太っていなかったけどやけに下半身がどっしりしていて、細い子が羨ましかった」なんて話はよく聞きます。
なんでも脂肪細胞の数が増えるときというのは胎内~一歳くらい、そして思春期なんだそうな。そして脂肪細胞の数は減らない、もしくは極めて減りにくい…つまり太りやすいか痩せやすいかは遺伝もありますが、20歳までの脂肪細胞の数で決まるということです。
正直私は遺伝云々よりこの時期の肥満度やホルモンバランスのほうが下半身太りには影響しているんではないかと思っています。
じゃあ自分の下半身はもう手遅れなのか、というとそんなことはありません。太りやすいか痩せやすいかという問題だけなので努力すれば下半身太りの洋ナシ体型は必ず解消できます。
ガチでやれば3か月でも目に見えて細くなります。諦めないで!by真矢みき師匠
下半身太りの原因と対策(必読)
まず洋ナシ体型の原因はひとつではありません。大きく分けると3つあります。この3つのどれが欠けても下半身太りは解消されませんし、この3つがクリアできれば下半身太りは解消されます。
1:姿勢
2:筋肉
3:代謝
どうです?とても基本的なことですよね。ただ基本的なことだけに奥が深く、攻略しにくいとも言えます。
しかし、これから紹介する下半身太りの原因と対策はそのままセルライト・冷え性対策になりますのでぜひチャレンジしてみてください。

姿勢を正す、治す!(まずはここから)
まずは姿勢の矯正から始めます。この姿勢は2、3の筋肉・代謝とも密接に関わってくるので姿勢の矯正を始めた段階でもう下半身ダイエットは始まっています。
姿勢が悪いと何が起こるかというと、血流が悪くなります。そして血流が悪くなると老廃物が流れなくなるのでむくみます。また、姿勢が悪い=筋肉を使ってないということなので、その部分の代謝が落ち脂肪がつきます。
まとめるとむくんで脂肪がついて下半身太りの出来上がりです。
この姿勢の話でこと下半身太りに関しては骨盤ばかり注目されますが、私は上半身の姿勢にも気をつけるべきだと思います。なぜならば体のどこか一部分に問題が合った場合ほぼ全身に問題があるからです。肩が痛い原因が背骨、腰、骨盤ということも珍しくありません。
もし体のどこかが慢性的に痛い、凝るという場合はまずは医師や信頼できる接骨院などに相談しましょう。
■骨盤矯正のウソ・ホント
下半身太りの原因のひとつに骨盤周りがあるのは事実です。殆どの人が骨盤が原因となると骨盤の歪みを治そうとします。でもちょっと待ってください。そもそも骨盤って歪むものなの?
本当は骨盤は歪みません。正確に言うと骨盤自体は歪みません。あれだけぶっといものなので、相当な外傷でもない限り歪むものではありません。
「じゃあ左右の足の長さが違ったり、背骨が曲がったり、内臓が下がったりするのはなんで?」
それは背骨、腰、股関節、骨盤周りの筋肉が落ちたり固くなってしまうことで骨盤が傾いてしまうからです。よく骨盤が開いているなんて言いますけどそれも筋肉(量と柔軟性)がほとんどの原因を占めます。
また、骨盤は全体のそうしたアンバランスな筋肉、柔軟性のバランスを保つ役割があります。そのため、整体やカイロ言って「骨盤矯正」なるもの(是非は別にして)を受けてもすぐに元に戻ってしまうことも多いのです。
そのためずーっと腰痛が治らないという人は一旦骨盤というキーワードから離れてみることも検討してみるといいでしょう。
筋トレとストレッチで姿勢をシャキッ!
■有酸素運動+筋トレは継続できるものを
常軌の理由から姿勢を治すためには全身に柔軟でそれでいてしっかりした筋肉が必要になってきます。また、セルライトの記事でも書いたように皮下脂肪を落とすなら有酸素運動は絶対に欠かせません。
有酸素運動は毎日ウォーキングを30分やるだけでも効果があります。特に運動苦手な人は1日10分から始めてみましょう。それだけでも代謝は全然違ってきますよ。ウォーキングでも正しい方法で行えば姿勢の矯正にも繋がります。どうせやるなら一手間加えて美しい姿勢と歩き方をマスターしましょう。
物足りない人はそこから段々負荷を上げていきランニングなどの有酸素運動をしていくとグッドです。走るの苦手という人は自転車や水泳でもいいと思います。
外出るの嫌だという人にはエアロバイク買ってください。テレビ見ながらやると最高です(そして自分も一台持ってます…雨の日最高です)。
あとはストレッチです。筋肉をつけるだけでは血流は滞ったままです。代謝という面からより効果を発揮させるにはストレッチは必須です。なので、このストレッチの時間は多く取ってください。それこそ睡眠時間を少々削っても。
どうせならヨガマットやウェアを買って本格的にいきましょう。ヨガは本当に良いです!ガチでやれば体が激変します。あ、メンタルも。すぐれものです。
具体的な方法について私が下手くそな絵を書いてもいいのですが、多分マジで何やってるかわからないと思うので、動画サイトで「ヨガ」「骨盤」などと検索してみてください。信頼できるものを選んで日々のメニューに組み込みましょう。
とにかく姿勢は日々の積み重ねです。猫背にならないように注意するのはもちろん今日から足を組むのもやめましょう。1日1分でも1秒でも正しい姿勢を保つようにしましょう。それ自体が筋トレになり、姿勢改善の王道です。
本気でやれば下半身太りは3か月で変わる
朝と夜に有酸素運動とストレッチをする。
たったこれだけのことでも朝は早く起きないといけないし、慣れないうちは疲れもたまって昼に眠くなったりします。雨の日を挟んだ次の日は行くの面倒だったり、くたくたな日は寝たかったり。
でも我慢して3か月続ければ絶対何かしらの変化はあります。間違いなく体脂肪が下がり筋肉量が増え、基礎代謝が上がります。デスクワークや立ち仕事での脚のむくみも少なくなってるはずです。
本気でやるのは辛いですけど、これで下半身太り、セルライト、冷え性から改善されてなおかつ美しくなれるなら…
あたい頑張れるかも?