今回はテクニシャン柿谷曜一朗選手に注目した記事です。
彼の潜在能力の高さは若い時から注目されていましたが、具体的に何がどう素晴らしいのかを解説していきます。
柿谷曜一朗のプロフィール
身長 :177cm
体重 :68kg
生年月日は1990年1月3日で2014年現在24歳です。
柿谷選手はなんと4歳からセレッソの下部組織でサッカーを始めています。その後クラブ史上最年少の16歳でトップチームとプロ契約しています。
AFC U-17選手権やたU-17ワールドカップなどでも活躍しましたが、2008年に横浜Fマリノスから途中加入した乾貴士選手の台頭があり、レギュラーになれませんでした。
そして2009年頃には練習への遅刻常習犯となり、徳島ヴォルティスにレンタル移籍に出されます(このときのクルピ監督めっちゃブチ切れてました…笑)。心を入れ替え活躍はしたものの4位でシーズンを終え残念ながら昇格ならず。
その後セレッソ大阪に復帰し、低迷するチームの中でゴールを量産します。森島選手の記録であるセレッソ大阪の日本人J1シーズン最多得点記録(18得点)を更新する21得点を記録しています。
余談ですがこのときあたりにクルピ監督と仲直りしました(…笑)。
柿谷曜一朗の長所
ファーストタッチが神
柿谷曜一朗選手の最大の長所はそのファーストタッチにあります。ゴール前ではもたもたしてるとあっという間に相手DFに囲まれてしまいます。その為いかに少ないボールタッチで理想的なシュートまで持っていけるかが鍵になります。
その点柿谷選手はボールを貰った際のファーストタッチをとても冷静にベストな位置に運びます。これが彼の決定力の高さの秘密ですね。
具体的に言うとDFを交わしながらキーパーがコースを読みづらい位置にボールを持っていきます。キーパーはコースを消しにくくなりますので結果ゴールが量産されるんですね。
またゴール前で憎いくらい落ち着いてるんですよ。そしてキレイなゴールが多いですね。
裏への飛び出し
これもいいです。大迫勇也選手と比較するとこのへんが違うかなと思います。大迫勇也選手がDFもこなし満遍なく能力が高いオールラウンドプレーヤーとすると、柿谷曜一朗選手はとにかく攻撃特化でスピードがあります。
特に裏に抜け出るスピードは随一でその後も冷静にボールを運べるためラストパスの出し手は楽だと思います。
柿谷曜一朗の短所
うーん…昔の傍若無人ぶりも影を潜めてるし(なんだかんだそれも寂しい…日本サッカーはまず組織ぷれーだからさ!)、メンタル面も成長しました。
天才の名を冠するには十分すぎるほど日本人ばなれした技術を持ってますし…。
個人的には海外リーグでの球際でどれだけできるか見たいところではあります。あと短所ではないのですが、日本代表での彼のベストポジションには香川選手や岡崎選手がいるのでスタメンはちと厳しいか。
出番は局面を見ながらのバックアッパーになるのかな…。でも1トップや左サイドでどれだけできるかを見てみたいところではあります。
ちなみに人によっては香川、岡崎両選手の上を言ってるとの見方もあります。
うーん…と個人的には思いますけど…。
