男のくびれの作り方の真実!
くびれといえば女性だけが求めているものと思われがちですが、私は男性も日々のトレーニング+くびれを意識することが大切だと思っています。
なぜくびれが大切なのかは後で供述しますが、あなたがガチガチのアスリートではなく、日々ボディメイクのために筋力トレーニングをしているならば、この後書くことに気を配る必要があるかもしれません。
男にくびれはなぜ必要なのか
男性がよし!筋トレしていい体をつくるぞ!といった場合思い浮かべる体は、個々人違うと思いますが、大抵の人は細マッチョ(痩せマッチョ?)→ベストボディ・ジャパンやフィジーク的な体→ガチガチのボディビルダーの体の線上にあると思います。
私の周りでもプロレスラーやラガーマン体型を最初に目指す人はほぼいません(あの体はあの体でかっこよすぎ!)。
では上述した、皆が目指す美しいとされる体型ですが、筋肉の量に差はあれど共通点があります。
それはくびれです。
逆三角形の大きさやバランスは筋肉量の差で変わりますが、頂点であるウエストは皆引き締まっているのです。
くびれがあると不思議なもので背中や肩の筋肉があまりついていなくても、なんとなくバランスが取れて見れる体になります。なんだかマッチョに見える…という感じです。
筋トレがそこそこで諦めがちな人、夏の海水浴まで時間がない人、そんなゴリゴリマッチョにはなりたくないけどカッコイイ体になりたい人はくびれ(ウエスト)に意識を向けてみましょう。
ゴリゴリマッチョの人も実はくびれを作れていない?
人から見てマッチョと思われる人はある程度上級者です。
筋肉の部位ごとのトレーニングを勉強し、脳内ホルモンを意識できて、メンタル的にも自分を追い込んでトレーニングできる人です。
しかしそんな上級者が計画的な食事制限をして体脂肪を落としても、クビレが思ったように出ない場合があります。思い描いた綺麗な逆三角形が出ないと「こんなに減量したのに…」と不安になってしまいますね。
特に結構なバルクアップをして絞った方でくびれがでないのはかなりツライと思います。
ではなぜそんなことが起こるのかを次で説明します。
くびれには腹斜筋が一番大切?
腹斜筋、お腹の横を斜めに走ってる筋肉です。細かく言うと外腹斜筋と内腹斜筋の2層の筋肉で構成されて、体を捻ったり曲げたりする時に使われるなくてはならない筋肉です(ちょっと曖昧すぎるか)。
で、世の中ではくびれ=腹斜筋とされています。
つまり腹斜筋を鍛えれば鍛えるほどくびれができるとされているのです。
でもちょっと待ってくれ!
腹斜筋って筋肉ですよね?鍛えれば鍛えるほど太くなってでかくなります。これは腹斜筋も例外ではありません。ベンチプレスをすれば大胸筋が肥大するのと同じように腹斜筋もトレーニング次第では太くなってしまうのです。

間違ったくびれ=腹斜筋という考え方
これは男性だけでなく女性もですが、皆さんくびれを作るために腰のツイスト運動や腹斜筋のチューブトレーニングをやります。
でもそのトレーニングを必死にやっている人の何割かは今現在くびれていない人です。当然ですね。くびれていないからくびれるためにトレーニングに励むのですから。
このくびれていない人というのは、今現在自分に腹斜筋がどの程度付いてるのか正確に判断できていない人と呼んでもいいと思います。なぜなら脂肪に隠れて見えないのですから。
そんな人の中には早くくびれを作りたいあまりに高強度の筋力トレーニングを過度に追い込んでしまう人がいます。
でもそれは逆効果です。
当然そのようなトレーニングを続けると腹斜筋は筋肥大しますので、その後減量をして絞った後もバキバキの筋肥大した腹斜筋が残ってしまいウエストのくびれができないのです。
※以前の私のように骨盤バキバキに歪んでる人はコレから。
管理人おすすめのくびれの作り方
まず、上記の事から腹斜筋=くびれという考え方は一度捨てましょう。
そしてまず男性は大きな見栄えのする筋肉から鍛えましょう。これは女性にもいえますがボディメイクは大きな筋肉から鍛えるのがセオリーです。そうしないと基礎代謝も上がりませんし、減量してもバランスの悪い体になります。
またきれいなウエストのくびれを作るためには減量が欠かせません。それは有酸素なのか食事制限かはたまた同時進行なのかは個人の判断ですが経験上絶対に基礎代謝を上げておいたほうが楽です。
あれ?お腹周りは何もしないの?
もちろんやります!
腹直筋に絞ってやりましょう。
お腹の真ん中ですね。これはかなりガチガチにやってもくびれが無くなるほど筋肥大はできないと思います。またバキバキに割れている腹筋がないと美しい体だと呼べませんね。なのでここはしっかりやります(余談:アブローラーおすすめですよ!)
横っ腹がどうしても気になるって人は腹斜筋に関しては低負荷の体幹トレをしましょう。体幹トレという呼び方も賛否、真偽あるのですが、トレーニング動画とかを真似ることでのデメリットはありませんので負荷の軽いものを取り入れてください。
何度も言うようですが腹斜筋はくびれを作りたいのであれば間違っても高強度で追い込んではいけません。
そもそも他の関係なさ気な部位のトレーニングでも腹斜筋は使われていることが多く、本人は関係ないと思っていてもトレーニングを継続している人なら腹斜筋は間接的に鍛えられてしまう部位なのです。例を出すと腕立て伏せ(プッシュアップ)でも腹斜筋をかなり使っているんですよ。

初心者が先にしなければならないこと
私が初心者におすすめしているのは、腹斜筋どうこうより、ベンチプレスとチンニングとスクワットとアブローラー。まずはこの4つを楽しみながら3か月やってみることです。
3か月続けられる人は筋トレが好きな人です。筋トレが好きな人は自然にその手の本やネット情報を漁り後々役に立つ細かなトレーニング方法を収集すると思います。
細かな部位の追い込みや食事制限はそれからで良いので、まずは大きな筋肉から追い込んでみてください。