サッカー日本代表の森重真人選手は果たして守備が脆いと言われる日本を救うことができるのでしょうか。
また、森重真人選手をよく知らない方は今野選手や吉田選手と何が違うの?と疑問に感じると思うので、今回はそのあたりにも注目して書きます。
森重真人のプロフィール
生年月日は1987年5月21日 で広島市安佐北区出身です。
身長 :183cm
体重 :76kg
森重真人選手は小学校からメキメキ頭角を現すほどの優秀なプレーヤーです。小学校時代は強豪広島高陽FCで全国大会出場、中学ではサンフレッチェ広島ジュニアユースで活躍していまいた。その時は同期の槙野選手とFWで2トップ組んでいました。
しかし3年生の時に守備的MFにコンバート。広島皆実高等学校に進学した後も一年生ながら守備的MFレギュラーの座を獲得し、U-17サッカー日本代表にも選ばれています。
その後大分トリニータに入り3バックの中心を任されます。ここで急成長を見せ飛び級でU-23日本代表に選ばれています。
しかし大分トリニータがJ2降格と深刻な経営難でボロボロに…やむなく移籍を決意。行き先はFC東京。
ここで4バックの右CBで今野泰幸選手とコンビを組みます。また途中からはボランチもこなしていました。
その後今野選手が退団した後もDFを統率しチームを支えています。
森重真人の長所?
足元が巧い
他のDFと比べると特に足元がしっかりしています。その技術は正直DFにしておくのはもったいないと感じるほどです。
森重選手のプロフィールを読んでわかると思いますが、小学校時代からFWからDFまで万遍なくやってきてますね。ここで高いユーティリティ性と技術を身につけています。
キープ力、パスセンス、フィード…全てが巧い…さらっと書いてますが、実はDFで全部巧い人はなかなかいないんですよ。
その上でDFとして評価されてることは凄いことです。巧さは吉田選手や今野選手と比べて上をいってるイメージがありますね。
高い身体能力
身長こそ183cmですが、跳躍力が合って190cmクラスの相手とも互角に渡り合えます。これは大きな武器です。そして今野選手とコンビを組んだことも大きかったですね。自然と跳ね返し役になりますから、ますますそれに磨きがかかりました。
その強さは攻撃のセットプレー時にも生かされ、高い打点からの得点を見せてくれます。
また、一対一に強いです。これはセンターバックとしては絶対に必要な能力です。最近は細かなステップワークを猛練習したことで、ますます安定感が出てきました。
フリーキックの高い精度
イメージに無いかもしれませんが、森重真人選手はフリーキックが蹴れます。
チームでも中央前方近距離のフリーキックは蹴ってます。派手さはありませんがキックの正確さはFW陣にも負けないという証ですね。
ただ、代表で蹴ることはないでしょう。遠藤選手がいますから…
森重真人の短所
以前までの森重選手はプレーにすっごいムラがありました。ラフプレーの鬼でカードもらいまくってましたから。
またそのムラからくるミスで大事なところで失点したり、すごいんですけどなにげに危ういプレーヤーという印象でした。
しかし2011年くらいから生まれ変わってます。
ラフプレーが少なくなりミスも激減しました。カードコレクターの汚名も返上です。
キャプテンを任されたことで精神面での成長も著しく今後さらなる期待が持てそうです。
う~ん…弱点らしい弱点は、世界基準の強い個と戦った場合、まだまだ…というくらいか。(これは森重選手に限った話ではありませんが…)
