毎日髪をきちんと洗ってるのに翌日には髪の毛が脂っぽい。
夏はもちろん冬の寒い日でも昼間にはギトついてきてしまう。
自分も湯シャン生活の最初はそんな感じでした。
(私はシャンプーを使わない湯シャン生活をしています。詳しくは下記のリンクで)
https://nyu-su01.com/688.html
その時はとにかく脂っぽい頭が嫌で試行錯誤していました。
そしてその過程で頭皮の脂っぽさの原因と対処法の真髄をゲットすることができました。
最初はネタになるだろう程度に始めた湯シャンですが、遺伝的に薄毛になるであろう私が今もフサフサなのはこの時に得たギトギト対処法のおかげだと思っています。
兄弟の頭はすでにイってますので。ちーん。
髪をよく洗ってないから脂ぎるのか?
でも私は毎日髪の毛洗ってるよ!
これでも洗えてないのか!
それなら…
シャンプー2回してなおかつ量も倍だぜ!
という思考に陥りがちですが、これは経験から全くの逆効果です。
頭皮の皮脂を根こそぎ落としてしまい、体が「頭の皮脂が足りない!」と余分な皮脂を出しすぎてしまいます。
体は本来皮脂を自動的にコントロールしてくれます。
極端な例を挙げると、世界各国の化粧水をつけない民族の人たちの肌が全員カピカピのガサガサかというとそんなことありませんね。
むしろ食生活や運動、睡眠のバランスがきちんととれていて、現代を生きる日本人の平均より美しいかもしれません。
余分な皮脂を取り除くことは否定しませんが、全て外部(石鹸、シャンプー、リンスなど)から対処しようとすると回り道になります。
まずは体の内部から見直していくのがIMAIMA流です。
毛穴が汚いのはまずい
これから自分の頭の脂っぽさを本気でなくそうと思ったときに、毛穴が汚いのはさすがにまずい。
「いやいや自分は頭洗うときめっちゃこすってるから大丈夫!」
わかります。綺麗になった感ありますよね。
でもそれはあんまり効果ありません。というか強くしすぎて頭皮に余計なストレスを与え皮脂を余計に分泌させてるかも。
そもそも毛穴ってものすごくたくさんあってしかも小さいのに指ごときが上からガシガシやったところでたかが知れています(もちろん効果は0ではないですよ?)
そこで考え方を変えて中から外に押し出してやります。
それは頭皮マッサージです。
これが私の中でかなーり効きました!
イキイキした髪や健康な頭皮を維持する為に必要な栄養も頭皮の血行が悪くて届かなければ話になりませんし、頭皮がカッチカチの状態では毛穴の汚れにいくら指でこすろうが限界があります。
一日一回頭皮マッサージ。これをすることで、
・乾燥が無くなりフケが抑えられる
・栄養が行き届き薄毛ストップ
・皮脂の量も安定してサラサラヘアーに
シャンプーの量を減らしてその代わりに…
入浴中に頭皮マッサージを念入りに行ったら、いよいよ洗髪です。
ここでシャンプーですが、余計なものが入ってないものをできる限り選びましょう。
良い香り?滑らかな指どおり?なにそれ美味しいの?の精神です。
薄毛に効くと謳っているものも変なものが入っていたりするので、そのあたりはamazon&楽天のレビューで勉強です(怪しいのも多いけど)。
さて、好みのシャンプーがゲットできたら洗い始めるのですが、ここからは私の洗髪手順を紹介します。
最初は面倒だと思いますが一週間続ければ間違いなく効果は実感できると思いますので、頭皮が脂っぽい方は頭皮マッサージと合わせてレッツチャレンジです。
1:ブラシで大きなゴミをあらかじめ取る
掃除用のブラシについたゴミって水ではなかなか落ちませんよね。
それと同じで髪の毛の中に入り込んだ抜け毛や埃、塵なども水では中々落ちません(特に冬場は静電気があります)。
そこであらかじめブラシでゴミを取り除きます。
荒いものから順に細かくしていくとより最強の髪(?)になります
2:シャワーでしっかり頭についたゴミを洗い流す
次にシャワーで細かいゴミをふっ飛ばします。
私は強めのシャワーでうりゃー!ってやりますが、やりかたはお好みで。
指で軽くくしゃくしゃしながらするのがおすすめです。
3:1プッシュの半分(半プッシュ)くらいのシャンプーを手に取りあわ立てまくる
なぜ半分かというと皮脂を必要以上に取り除いて皮脂バランスを狂わせたくないからです。
というより毎日洗っているのであれば男性ならワンプッシュはいりません。
もし泡立たなくて不安になっても焦らないで大丈夫。それよりもシャンプーのおかしな成分が頭皮に残り毛穴を埋めたりダメージを与えるほうが怖いです。
泡立てるのは洗顔フォームと同じで泡が効率よく汚れを取ってくれるのと、均等に頭につけることができる為です。
4:一度に頭の一箇所につけず、ちょんちょんと全体的につける
これも上の理屈と同じで一箇所に大量につけると洗い流しきれずに頭皮を痛めるおそれがありますし、なにより経済的ではありません。
5:指の腹で優しくあらう(美容院でやってもらう感じ)
指で強くやるのはNG。
冬場顔面を強くこすると皮脂が分泌されますね。
毛穴の汚れは指で取るのではなく、揉みこんで内部から押し出すイメージにしましょう。
指でカシャカシャやる時は頭皮全体にシャンプーを行きわたらせる時で十分です。
6:その後熱めのシャワーで結構長い時間流す
頭が脂っぽいと全然泡立たなくて不安になると思います。
そこで少し熱めのシャワーで洗い流します。
フライパンの油汚れって水だと固まり、お湯だとあっさり流れます。
皮脂も同じで、熱めのシャワーだとシャンプー無しでもかなり皮脂が取れます。
私が湯シャン初期で挫折しなかったのもこの熱めのシャワーとバケツ頭突っ込みがあったからです。
7:リンス&コンディショナーはお好みで(するならまた6の洗い流し)
これは無くても良いかなと思ったのですが、女性の方は最初抵抗あるかなと思い入れました。
私はもちろん使いません。
もし使用するならちゃんとしたものを。
8:入浴後はドライヤーの温風を普段の倍離して最後は冷風でフィニッシュ
ドライヤーってかなり離しててもずっとあててると「アツッ」てなります。
それって火傷一歩手前です。
頭皮の皮脂コントロールはダメージを与えないことが大前提なので、ここは時間がかかっても離して使いましょう。
そしてラストの冷風ですが、髪の毛の中に温風が残ってしまうとめちゃくちゃ汗をかきます。
この汗、綺麗な汗を掻ける人ならいいのですが、普段運動しない人だとべたっとした汗を掻いてしまい結果頭がべたつきます。
この辺の運動や汗の話はまた次回しますので今回は省略。
まとめ
今回は頭皮マッサージとシャンプーという基本的なことでした。
しかし脂っぽいのが嫌だからと、ガシガシ洗ってしまう人が多く、その手のお問い合わせも多いので改めて基本からです。
顔の皮膚も頭の皮膚も構造的にはあまり変わりません。
それならダメージを与えず内部から綺麗にしていけば、サラサラの素敵な髪に絶対なれます。
体質だと諦めるのはもったいないですよ。