前回は潰れないヘアメイク術をやりましたが、今回はもっと女性向けの髪型、化粧の記事です。
女性は男性よりも気にするところがたくさんあって大変なのです!

女性バイカーの化粧とヘアメイク
男性は短い髪を如何に潰さずにエアリー感を出しつつ、べたつかせないかということに注力するわけですが、女性はもっと悩みが多いです。
一人でバイク乗る女性ライダーも、初めて彼氏の後ろにタンデムする女性にもおすすめの記事になります。ではいってみましょう。バイクに乗るときのメイクとヘアスタイルです。
女性ライダーのヘルメットの話
髪型の前にメイクの話から始めましょう。まず女性がバイクに乗るときは半ヘル(半帽)は絶対やめましょう。風でメイクも髪もえらいことになります。
トラックやバスなどの排気ガスって思ってるよりすごくて、すぐに鼻の穴がサブちゃん的なことになります。髪も風で余計に絡まりやすくなりTMレボリューション的なアレです。
安全の面から見てもジェットかフルフェイスをおすすめします。ジェットの場合はもちろんUVカットのシールドは必須装備です。
もちろんデメリットもあってジェットの一部やフルフェイスは内装パッドに化粧がつきます。しかし後述する方法で回避できますので、安全第一でここはしっかりしたヘルメットを購入しましょう。
また男性もタンデム時は女性にきちんとしたヘルメットを被せてあげましょう。初デートで渡した半ヘルのせいで微妙な空気にならないように。
女性ライダーのメイク(化粧)はどうする?
ヘルメットはきちんとしたものを被る前提で、悩むのは化粧の仕方と内装パッドへの付着だと思います。
まず一番良いのはすっぴん…ですが、すっぴんで外に出られる猛者(素肌美人)はこのページに来ていないと思うので省略。すっぴん最強説はバイカーにも当てはまりますね。
次にオススメがワンポイントメイクです。アイメイクだけなら気をつけてヘルメットをかぶれば内装パッドを汚す心配もありませんし、休憩時にするメイク直しの時間も少なくなります。
しかし「それができたら苦労しねーんだよ!」という人も多いのが実情。
「フルメイクで乗れる方法教えろや!」
了解!私は以下の方法オススメします!
内装と顔の間にフェイスカバーを挟む方法
洋服屋さんの試着室にある例のアレです。そうフェイスカバーを使います。用意できない人はティッシュ、キッチンペーパー、コットン、あぶらとり紙なども使えるかもしれません。
手順1:フェイスカバーの端に小さく切った両面テープを貼りその上にフェイスカバー五枚くらい重ねて貼っていきます。
手順2:その重なった五枚のフェイスカバーを内装パッドの形に合わせて切り、最後に内装パッドに両面テープで貼り付けます。
手順3:休憩時にヘルメットを脱ぐ度に一番上のフェイスカバーだけ剥がして捨てます。
手順4:これでいつでも無い同パッドの汚れを気にせずヘルメット被り放題です。
※何度も休憩したりヘルメット着脱が多い人は重ねる枚数を増やしましょう。
コツはヘルメット着脱時にフェイスカバーを意識してあまりこすらないで被ることです。こすってしまうと破けたり剥がれたりしますので。
この方法は何がいいかというといつも新鮮で内装パッドに着いた化粧で顔を汚すこともありませんし、清潔に保てますので肌トラブルも起きにくいです。
ヘルメットによってはフェイスカバーや両面テープの貼る位置などを工夫しないといけないかもしれませんが、慣れればすぐに出来ると思います!
日帰り入浴後に汚れた内装パッドのヘルメットを被るのが一番きつい!な方にはこの方法…オススメです。
汗と日焼けが大敵!
化粧もヘアメイクもそうですが、とにかく汗を大量にかく前提でしましょう。
特に夏場はヘルメットの中はサウナよろしくムレムレドロドロになりますので、水気に弱い化粧だと一瞬で崩れてしまいます。
バイカーの化粧は耐久性重視です。プールにいくときの化粧…といえばわかりやすいかもしれません。
もう一つは日焼け。どんなにバイザーやシールドにUVカットがあっても日焼けはします。私はシールドをそこまで信頼してませんし、ジェットヘルメットなら下からの照り返しもあります。休憩中も歩きまわるならぜひとも日焼け止めは塗りましょう。
日焼け止めの選び方は絶対に低刺激のものを選びましょう。ヘルメットの中は過酷なので刺激が強いものだと汗と汚れが混ざって肌荒れの原因になります。あ、バイクに乗るときは化粧品ももちろん全て低刺激なものです。


髪型(ヘアメイク)はどうする?
女性ライダーのもう一つの悩みの種…髪型ですね。短い人はいいんですけど、肩口まである人やそれ以上に長い人はどうするのが正解なんだろうと日々悩んでると思います。
髪を傷めない方法
バイクは風を浴びながら走る!だからこそ気持ち良いのですが、髪の毛がこの風にさらされてしまうとホコリや排気ガスにまみれたドライヤーをずっとしてるのと変わらず半端じゃなく傷みます!
そこで髪型云々の前に髪を傷めないようにまずしっかりトリートメントしましょう。長距離ツーリングなどの前日は肌同様ヘアパックすると傷みにくくなりますし、風で絡みにくくなります。
そして家を出る前にもしっかり洗い流さないトリートメントをしましょう。このとき毛先周辺はけっこうベタつくクリーム系とかでもいいです。バイクに乗ると毛先の痛みが凄いのでそこを積極的に保護するために毛先はあえて重めをチョイスです。
そして出先でもトリートメントできるようにスプレータイプのものを持ち歩きましょう。汗の匂いも隠せて一石二鳥です。
髪が長い人は絶対結ぶ!
ヘルメットを取ると長い黒髪がふぁさぁ~…うん、幻想だね。
まず髪が長い人が縛らずにヘルメットの中に髪を収納することは不可能です。風でヘルメットからちょろちょろ出てきて終いには全部出ます。そして風にさらされる面積が多くなり傷みます。最悪です。
なので髪が長い人は縛りましょう。縛り方は長さによっていろいろあるんですけど、私のオススメはやはり三つ編みです。
三つ編みはそれ自体に重さが合ってジャケットの中に収納しやすいですし髪が風に当たる面積も少ないので傷みにくくオススメです。
もし三つ編みが苦手という人がいたらおだんご風にして強引にヘルメットの中に入れるのもありです。
とにかくここで重要なのは風にあたらせない、なびかせないことです。
ジャケットかヘルメットに入れられたらそれでOKですし、三つ編みのようにそれ自体が重さが合って風に負けないというのもありです。
不思議なもんでライディングウェアを着たら、ゴテゴテ工夫した髪型より、三つ編みとか軽く束ねてるほうがサマになったりします。ヘアスタイルにこだわるよりかは傷まないほうに力を注ぎましょう。
IMAIMA管理人まとめ
この記事は半分は女性ライダーのために書きましたが、もう半分は奥さんや彼女とタンデムする男性ライダーのために書きました。男性は化粧とかヘアメイクとかに疎いし、それこそバイクに乗るときにそんなことを気にしたこともない人も多いと思います。
でも奥さんや彼女にとってはその時間は【大切なデートの時間】ですから、お洒落をしたい気持ちを少しでも男側が理解したいところです。
私はそう言いながらもタンデムするときはだいたいバイクに夢中になってます。よくないですね~治そ。。。

