スクワットマジック流行ってる。
すごい売れてるらしい。
これからボディメイクを考えている人にはまぶしく映り、筋トレ上級者程「邪道だ!」と貶す。
でも、そんなにこの手の商品は信用ならないものなのか?
そこで今回の記事ではスクワットマジックのような補助具は果たして良いのか悪いのか。
メリットとデメリットはどんな感じ?などを紹介して果たして買う価値があるのかないのかを確認していきたい。
スクワットマジックってどんな商品?
上のページに飛んでもらえればわかるかな(雑)。
でも一目でわかるっていうのって商品として大事。
「細かい説明書なんか読んでらんねーわ!」なんて人も多くて、そういう人にも優しい見た目。あ、説明書は読んで。保証書も無くさないように笑。
お値段は買うサイトにもよるけど14000円くらい。
果てさて、買うべきか買わないべきか。
スクワットをやる意味
まずスクワット補助器具を買う前にスクワットをなぜやらなければならないかを説明させてほしい。
スクワットは大腿四頭筋(太ももの前側)、大臀筋(お尻)、ハムストリング(太ももの裏側)、ヒラメ筋と呼ばれるふくらはぎの筋肉を収縮させガッツリ鍛えられる。
アイソメトリック(伸び縮みさせずに力を使っている状態)では脊柱起立筋(姿勢を保つ背中の筋肉)やお腹の腹直筋、腹斜筋まで緊張させて鍛えることができる(下半身ほど強烈にはこないけど)。
特にバーベル持ってやると今言ったお腹と背中もバッチリ鍛えられる。
なぜスクワットが必要なのか。
それは人間の筋肉の7割を占めるといわれている下半身を効果的に鍛えながら姿勢を綺麗に保つ筋肉も補助的に鍛えられる。
しかも人体の7割の筋肉を鍛えれば腕をチマチマ鍛えるのとはワケが違い、基礎代謝が上がりやすい。
つまり痩せやすく姿勢ビューティフォーな体を作ることができるのだ。
筋トレ=腕立て、腹筋、背筋みたいなイメージあるけど、最初にスクワットやらんと!ってくらいオススメな種目だ。
スクワットマジック(補助)のメリットデメリット
上記のことを踏まえてスクワットマジックのメリット、デメリットを見ていこう。
スクワットマジックのメリット
1. 正しいフォームで関節に優しい
これは商品ページにも書いてあることだけど、膝に優しい。
スクワットは実はフォームが難しい。
少しでも間違ったフォームでやると負荷が負荷だけに関節を痛めてしまう。一度でも関節痛めた人はわかると思うけど萎える。とにかく萎える。
完治するまでは筋トレはできないし、下手すれば怪我が癖になったりして本気出せない体に。
動画とか見て正しいフォームを勉強しても、疲れてくると途端に崩れたりする。なにせスクワットで鍛える筋肉は大きいので疲労度が半端ではない。
だからこそお金がある人はぜひジムに行って正しいフォームを勉強してって皆口酸っぱく言うのだ。
さてスクワットマジックだが、腰を後ろに引いて膝より前に出さないという膝を痛めないフォームが自然にできるようになっている。
座る座面に傾斜がついてるのもポイント高い。
2. 事故が少ない
特に加齢により下半身が衰えている人だと通常のスクワットではふらふらっとしてしまい転倒するリスクがある。
スクワットをガチでやると急激に体内の酸素が使われる感じがあり貧血っぽくなる人もいる。
これが自宅トレの辛いところで何かあったときに困る。
でもスクワットマジックは負荷も小さく座りながらできる為事故の可能性は低くなる。
負荷が選べる
スクワットマジックでは負荷を調節できる。
スクワット初心者や下半身が衰えてしまっている人は、普通のスクワットでもかなりきつい。
かなりきついってことは、やりたくなくなって続かないってこと笑。
つまり諦めがちな人も続けやすいのだ。
また、ながら○○が好きな人。テレビ見ながら筋トレしたいみたいな。
そんな人は負荷が軽いほうが良い。なにせ普通のスクワットは、CM2本分もやれば結構クる。
「私はのんびりまったり楽に下半身を引き締めたい!」っていう方にはおすすめ。
その代わり基礎代謝の上がりは遅いけど…。
スクワットマジックのデメリット
ここからはデメリット。
値段がまぁまぁする
約14000円をどう見るか。
14000円あれば、ダンベルは結構揃えられるしベンチだって買える。
新型のクッションつきのランニングシューズも買えるし、ウェアも良いの買える。
バランスボールもヨガマットも。
そう思ったら既にいろいろ買い揃えてる人は+α的にスクワットマジックを買えば良いけど、これから始めるって方には、基本を飛び越す買い物感が否めない。
置き場所
スクワットマジックは雑誌一枚分のスペースで!って書かれているけど、普通にスクワットする分にはその雑誌一枚分のスペースすらいらないのだ(当たり前だけど)。
しかも縦に長いので置くスペースは小さいかも知れないけど部屋に置いたときの占めるスペースはコードレス掃除機くらいある。
これをどう見るか。
負荷を上げていったらいらなくなる
鍛えれば人間の体はだんだんと強くなっていくので徐々にスクワットマジックの負荷を上げていく。
そうしてあるところで必ず卒業する日が来るのだ。
「私はそんなガチムチになりたくないからいいんだ!」という人は一度モデルさんのトレーニング風景を見てほしい。
美しい丸みのあるヒップラインを作る為に様々なスクワット(下半身強化)をしていて、バーベル持ってスクワットなんかも当たり前にこなしている。
求める体型にもよるけど、この一台で下半身はOKかと訊かれるとうーむ。
いつか卒業する商品を、ボディメイクの導入と割り切れるか否か。
私のスクワットのやり方
私もスクワットマジック見たときは「やべぇちょっとほしい」と思った。
前に膝やったことがあるからだ。
そしてミーハーだからだ。
でも結局今のトレーニング方法と対して変わらないと思い却下に。
そこで私が今やってるトレーニングの一部を紹介したい。
チューブトレーニングだ。
どこでも良いので高い位置にチューブを引っ掛けて手に持ち、引っ掛けた方向を向いてスクワットをする。これだけ。
スクワットマジックの反発をチューブでやっている感じだ。
とにかく正しいフォームを意識してそれを体に馴染ませながら行う。
これは全然高負荷じゃないけど、膝は痛めないしテレビ見ながらでもいける。
負荷もゴムの縮ませ具合で調節できる、かっこよく言えば無段階調整だ。
要は膝を痛めずに正しいフォームでできれば良いので私はこの方法だ。
貧乏くさい?すいません。
それにしてもチューブトレ本当いい。体壊さなくなった。
私のようにフォームすぐ崩れる人は体を守れるのでオススメ。

てことでお金がある人はスクワットマジック買って、その後卒業したらパワーラックとバーベルへ(雑)。
私のような貧ぼ…節約家はチューブで工夫しよう。
かなりのところまで気合いで補ってきた私が言うのだから間違いない(多分)。