私は今まで水素水を含む〇〇水にどこか懐疑的な部分がありました。
それは人の弱みに付け込んで詐欺みたいな商品を売りまくる悪徳業者が〇〇水に多かったのもあるでしょう。
しかし知人が家の水道水に浄水器をつけたところ髪はツヤツヤになるし肌荒れは減っているのを目の当たりにして考え方が変わりました。〇〇水試す価値あり(調子いいな)!
水素水高すぎて手が出ない…
しかし個々で問題発生!私のような貧乏人は電気分解させるウォーターサーバーや浄水器は夢のまた夢で安価なスティック型ですら迷うレベルです。
飲んですぐに「キタコレ!」と高価を実感できにくいと思っていたので余計に躊躇してしまいました。
しかし飲んでみたい!試してみたい!活性酸素除去したい!ともはや駄々っ子のような私は閃きました。
自作すればいいじゃないか!
水素を体に入れるとどうなる?
まず水素水を飲んでどうなるか医学的な研究では細かい部分まで明らかになっていません。効果に研究が追いついていない部分もあると言ったほうが正しいかもしれません。
しかし理論上は体の活性酸素を除去できることは間違いありませんし、一部の病院でも積極的に取り入れられその数も増えてるそうです。
水素水のメカニズムをざっくり説明すると、人間の体にある細胞のDNAであるミトコンドリアが毎日せっせと働いています。
そうしてミトコンドリアは栄養や酸素を餌に活動し善玉活性酸素と悪玉活性酸素を生み出します。
善玉の方(スーパーオキシド等)は放っといてもいいのですが、悪玉の活性酸素(ヒドロキシルラジカル)は放っとくと老化や疲れ、体の不調の原因になりますので除去しなければなりません。
そこで登場するのが抗酸化作用のあるものです。体を錆びから守るなんて表現もします。
抗酸化作用のある代表的な成分はビタミンCです。ビタミンCの抗酸化作用は強くアンチエイジングには欠かせないものです。

しかし、ビタミンCは抗酸化作用が強すぎるので善玉活性酸素まで除去してしまいます。
善玉活性酸素は最近やカビなどから体を守り免疫力を向上させたり、神経伝達などなどの役割があります。そのためビタミンCを摂り過ぎるとそれはそれで良くないわけです。
その点水素は悪玉活性酸素だけを除去することができます。アンチエイジングや体を効率よく動かし更なるパワーを出すためには水素水はかなり有効であると言えます。
自作水素水の作り方
水素水は水に水素が溶けた状態です。イメージ的には炭酸水がもっとも近いかなと思います。
水素水の作り方ですが、化学反応か電気分解があります。
電気分解は私のような貧乏人が継続して飲み続けるにはちょっと敷居が高いので、今回は化学反応で水素水を作ります。販売されている商品の種類で言えばスティック型です。
やりかたは簡単で水の中に金属のマグネシウムを入れるだけです。
化学式は、Mg + 2H2O → Mg(OH)2 + H2 です。
上の式からもわかるように同時に Mg(OH)2 である水酸化マグネシウムも一緒に摂取することになります。
え?マグネシウム摂って大丈夫か?と思われると思いますが、厚生労働省では成人男性で1日300mg以上、女性で250mg以上のマグネシウム摂取を推奨していて、上限摂取量は650~700mg/1日となっています。
同じスティック型のドクター・水素水では1日2リットル飲んでも、マグネシウムの量は8mgだそうで、個人的には自作の場合でもマグネシウムに関しては気にしなくていいかなと思います。
※ここからはあくまで自己責任でお願いします。私のやり方を紹介しているだけで安全性は何も保証されていません。
手順1:高純度のマグネシウムを用意する
高純度のマグネシウムは見たことあるもので99.9%のものがあります。これを通販でゲットしましょう。
低純度のマグネシウムだと不純物が水に溶け出す可能性がありオススメできません。どうせ買うなら良いモノを買いましょう。
手順2:マグネシウムを酸で洗います
酸化してたりゴミがついていて汚れているものがほとんだと思うのでクエン酸やお酢で洗いましょう。この時の注意点はかなり水で薄めて還元反応を見ながらゆっくり行いましょう。強い酸に長時間つけるとマグネシウム自体が溶けすぎちゃいますので。
少し経つとマグネシウムがピカピカになってカスみたいなものも出なくなるのでそれで完了です。
手順3:水に入れて1時間待てばできあがり
ミネラルウォーターに入れて一時間待てば晴れて水素水の完成ですが、同じミネラルウォーターでも硬水のほうが水素の発生が良いらしいです。また水の温度が低いほうが水素が診ずに溶けやすいので私は飲むものは冷蔵庫に入れています。
容器ですが、水素は原子の中で一番小さいものなのでどんな隙間からでも出ていきます。密閉できる金属の容器がベストですが、私は面倒くさいので買ってきたミネラルウォーターにそのまま入れています。
メンテナンス:時々酸につけて洗う
黒くなったり不純物が着いた時などに手順2で使ったような酸で洗えばピカピカになり効果は元通りになります。
一度買ったら強い酸で洗い過ぎて亡くならない限り使えるので私はこの方法が経済的にベストだと思います。
水素水生活:ニキビが減った
まず自作ですので飽和量ギリギリに水素が溶けていたとしても飲む前に結構抜けます。1.6ppmをMAXとしたら0.5あればいいほうかなと思います。
しかしその効果はなかなかどうしていいです。
飲んだ効果よりこれで顔を洗ったり頭を洗ったりした時のほうが効果を実感できる気がします(飲んだ効果ももちろんあるのでしょうが…)。
私は風呂場には浄水器はつけていませんので水道水と呼ばれる塩素水(汗)で今まで過ごしてきましたが、最後に水素水を顔や頭、そして体にかけてるだけなのにたまにできていたニキビがなくなりました。

これはアクネ菌が放出した活性酸素を除去したのか、ただ単に水素水が体にやさしいのか…よくわかりませんが、まぁいいことはいいのでしょう。
水素水パックなんてのもあるらしく、もし経皮吸収で真皮まで届けられればシミやソバカスも防いでアンチエイジング効果をもっと体験できるかもしれません。
なんせ自分の水素水はパチモノなので…。。しかしパチモノでこれは医療用とかの7.0ppmとかは効果かなりあるのではないかと思います。
まぁ手がでないのでこれからも自作しますが…なによりごくごく飲めてジャバジャバ使えるのが最高です。
自己責任で安全は保証できませんがそれでも満足感はあります。自作オススメです。