前回ニキビのできる場所ごとの対処法を書きました。

でもおや?と思った方も多いでしょう。思春期の少年少女達は内臓の不調や運動不足、食生活の偏りなどは当てはまらないのではないか。なるほど。
最近の子供は忙しいので皆規則正しい生活とは限りませんが、それでも大人に比べたらはるかに健康的な生活を送っているにも関わらず…。
私も思春期が人生で一番ニキビができた時期です。思い出しても辛かったな…汗
この記事は今まさに思春期だ!という人や自分のお子さんのニキビを少しでも少なくしてあげたい!という方々に読んでいただきたいです。
なぜ思春期はニキビができるのか
思春期という多感な時期のニキビ…悩みますよね。化粧覚えたての子たちのにくき敵であります。また、女子だけじゃなく男子でも悩んでいる人は多いです。IMAIMA管理人も「俺、このままじゃ一生彼女できねーんじゃねーか…」と思いました。
また、私が子供の頃より現在は男子の女子化が進んでいるようで、化粧ポーチ的なものを持ち歩く男子も珍しくないとか…ということでニキビは男女の敵ということです。
さて、なぜ思春期にニキビができるのか。原因は一体何なのか。
それはズバリ成長ホルモン!です。
子供から大人になるために成長ホルモンが大量に分泌されます。この成長ホルモンが皮脂腺を刺激することで皮脂が過剰に出ます。
多すぎる皮脂は汚れがつきやすく毛穴も詰まりやすいのでその結果ニキビができます。
ニキビの治し方がいろいろありすぎてわからない!
先程原因を書きましたが、実は成長ホルモンによる皮脂の過剰分泌が原因なんてことは悩んでる人はわかってるんですよ。
大切なのはここから!ケアの方法です。
このニキビの予防・治し方は雑誌でもネットでも様々なことが言われてて、正直どれを選んでいいかわからないんです。というよりどれが効果的かわからない。どれも効きそうだけどどこかしっくりこない。
そしてさも効果がありそうなニキビ撃退商品を思春期の少年少女は少ないお小遣いの中から捻出し玉砕します。全然治らない。そしてそのニキビ跡はいずれクレーターに…昔の自分のことです、ハイ。
私のようになってほしくないので、思春期の人がケアでやっていいこととやっちゃいけないこと、経験上効果があったこと、その後知識でやっておけばよかったことなどをご紹介します。
ニキビを撃退する具体的方法
洗顔方法
思春期の人で一番間違えているのがこの洗顔です。え?地味?いやいや正しい洗顔方法こそニキビ撃退への近道です。これが全てのベースになりますのでしっかり覚えましょう。
まず洗顔方法ですが、とにかく泡です。手で洗うのではなく泡で撫でるだけでいいです。ひよこを撫でるくらいのやさし~撫で方です。汚れが落ちるのか不安でしょうが、そもそも水で大半の汚れは落ちてしまいます。それよりもゴシゴシ洗って皮膚の角質をめくってしまうことのほうがOUTです。
泡も100円ショップなどで売ってる泡ネットでいいのでしっかりもこもこの泡を作りましょう。そして大方撫でたら水で洗い流します。ここで大切なのは水ですすぐこととシャワーは使わないことです。
CMみたいにシャワーを顔面に当ててビシャー…は確かにすすぎ残しがないんですけどとにかく肌へのダメージが大きいです。水は言わずもがな毛穴の広がりを防ぐため、皮脂を落とし過ぎないためです。
すすぎ残しは論外なのでしつこくしつこくすすぎましょう。生え際とあごまわり注意です。

洗顔料
洗顔料ですが、私は思春期当時ニキビに効くという薬局によくある洗顔料を使っていましたが、これ効いた試しがありません。すごく刺激が強くて洗いあがりが突っ張る感じがします。今考えると『アクネ菌撃退!』という言葉に過剰反応し顔に余計な刺激を与え皮脂をとりすぎて一時的な乾燥を引き起こしていたように思います。乾燥→脂っぽい→乾燥…これでは肌の皮脂は安定しませんよね…。
そこでまずは洗顔料でニキビを治すという考え方から離れましょう。これはなかなか勇気がいることですが、ニキビ予防を謳う安い洗顔料は刺激も相応に強いです。そうではなく、肌にできるだけ負担をかけずに皮脂の量を安定させることが大切なのです。
そこで私のオススメする洗顔料はずばり赤ちゃん用のスキンケア商品です。
私はこの赤ちゃん用のスキンケア商品には絶大の信頼を寄せており、敏感肌、乾燥肌の人やアトピーの方なども愛用していることからまさに最強の洗顔料としての位置づけになっています。
赤ちゃん向けの商品はとにかく刺激が少ないことが売りでニキビが発生してしまった赤みがさした顔などにはうってつけだと思います。
保湿
皮脂の過剰分泌が原因のニキビだから保湿がいらないということではありません。むしろ皮脂量を一定に保つためには保湿は必要です。大人ニキビには肌断食が有効ですが(管理人もやっています)、思春期の人には保湿を勧めます。
では何を使えばいいのかというと化粧水、乳液に関しても洗顔料と同じことが言えます。とにかく低刺激なものにすべきです。
よく売られている『顔のアクネ菌を殺菌!』というものには高確率でアルコールが含まれています。私も昔は使っていましたが、スースーして治ってるような印象なのですが実際は肌にダメージを与えています。
アクネ菌を退治するよりも皮脂を一定に保ち毛穴の広がりを抑え安定した肌になる事こそニキビ予防には大切なのです。
なので私は赤ちゃん用の保湿剤をネットで口コミを見て買うのが一番良いと思います。低刺激で肌にすっと馴染んでべたつかない、そしてお手軽価格…ああ、もう最高です。
しかしここで注意!ベビーオイルなどのオイル系やワセリンなどはやめたほうがいいです。あれは皮膚の外側にバリアーを張ってしまうので乾燥肌にはともかくニキビ肌に使用すると経験上毛穴の詰まりを起こす可能性があります。
ビタミンC誘導体もニキビに一定の効果がありますので検討してみてもよいでしょう。

皮膚科は怖くない
今まで書いたことはあくまで予防です。ではニキビができてしまったらどうすればいいか。市販の薬を塗るのもいいですが、私は皮膚科をおすすめします!
理由はいろいろありますが、日本の医療機関は本当に優れていてその薬は民間企業の市販品に比べると圧倒的に早くニキビを治すことができます。そして実はそんなに高くつきません。
ニキビなんかで皮膚科に行くのはちょっと大げさじゃないか…とニキビを侮ってはいけません。そのニキビを早く治すか治さないかで将来のクレーターの数が減るかもしれません。そして何より私が行けばよかったと思っていますので同じ思いをしてほしくないというのがあります。
そして皮膚科には同じようにニキビで悩んでいる方が数多く受診しています。怖がることは何もありません。そして受診を躊躇する人には男性もあるでしょう。そんな男性にこそ私は行ってもらいたいです。友達とでもいいし、彼女がいる人なら彼女と行ってもいいと思います。悩んで市販品にがっかりするくらいなら皮膚科をおすすめします。高い健康保険料を今こそ活用すべきです。
しかし、ここでも注意点。ダメな皮膚科はとことんダメです!親身になってくれないどころか薬すら合わないものを平気でよこします。この話を始めるとエキサイトしてしまうのですが、信じられない程のダメダメ皮膚科はたくさんあります。
そこでまずネットの口コミで評判の良い皮膚科をピックアップしましょう。そして良さそうなところから受診して対応も薬もOKというところを見つけましょう。ひとつそういう皮膚科を見つけておくと一生ものですよ。
IMAIMA管理人ふーのまとめ
いやぁ思春期ニキビは自分が悩んでいただけにこのままずっと書けそうです笑。他にもたくさんの予防方法があるのでそれはまた別記事にします。スマホなんかでスクロールしてるとこの記事いつ終るんだよ!ってなりますから。
ニキビは悩んでいる人がたくさんいると思いますが、とにかく一人で悩み続けるのはやめましょう。そのストレスもニキビの元になりよくありません。
困ったときは皮膚科です。その道のプロはやっぱり凄いです。私はなぜ高校生の時に皮膚科に行かなかったのか…
なんか気恥ずかしいんですよね。男がニキビで皮膚科って!
でも悩んでいるなら行くべきです。行ったらああ、こんなもんかで終わりますから。
皮膚科オススメです!