肉体改造系の話はなんでも飛びついて実践するIMAIMA管理人ふー(二十代後半・男)ですが、今まで炭水化物カット系のダイエットには手を出しませんでした。
その理由を今回説明するとともに今話題のケトン体ダイエットをしたらどうなるかも書いていきたいと思います。
はじめに:ケトン体ダイエットとは?
ケトン体ダイエットは 炭水化物カット系ダイエットの進化形です。
では今までの炭水化物抜きダイエットや低炭水化物ダイエットから何が進化したのかというと、まず炭水化物を抜くのは最初の二週間だけです(厳密には一日の摂取カロリーの5%に抑える)。そして二週間目以降は体調・体重に気をつけながら炭水化物を摂っていきます。
どれぐらい炭水化物の量を増やして良いのかというと一週間に1%ずつ増やしていきます。
そして最終的には20%以内で自分が一日の摂取カロリー中何%の炭水化物を撮ればいいのかを体重や体調を見ながら見極めていきます。
なぜケトン体ダイエットと呼ぶのかというと…
炭水化物を摂らない→糖が足りない→体内の脂肪が分解され生成されるケトン体をエネルギー源に→脂肪が減って痩せた→ケトン体ダイエットって呼ぼう
ということです。1%ずつって。
なぜ私がケトン体ダイエットをやらないか
今はランニングやら筋トレやらで体型が落ち着いているということはありますが、それを置いといても私はケトン体ダイエットはやりません。
そもそも炭水化物カット系ダイエットうんぬん以前に食事制限系のダイエットは好きじゃないのです。体づくりの最後の詰めには有効ですが、最初から食事制限ありきで考えるのはリスキーすぎです。まず、下手に私のような素人が食事制限すると体調に支障が出ると思います。
例えば、今回のケトン体ダイエットですが、確かにケトン体は糖の代わりにエネルギー源になります(このことをケトーシスと言います)。事実人間には臓器や皮下脂肪にはかなりの量のエネルギーが蓄えられていて平均で一ヶ月分ぐらいは備蓄されてるみたいです。
しかし脳は残念ながらこの脂肪を燃やすことはできません。脳は生命活動でかなりのウェイトを占めており、ブドウ糖を一日に120gも消費します。
炭水化物カットダイエットで炭水化物を抜いた場合、脳が消費するブドウ糖をどこで補うかというと体の各部が絶食状態のような反応になり脳を再優先に生かそうとします。肝臓→筋肉→脂肪の順で分解されていきケトン体を生み出して脳に送り続けます。
こうしてめでたく死亡が燃焼されダイエット成功…めでたしめでたし。
ここだけ見るとすごく効率よく思えますよね?でもこれはあくまで体が非常事態の時の対応なので残念ながら長くは持ちません。
ケトン体ダイエットにはある恐ろしい副作用が…
ケトン体ダイエットの危険すぎる副作用
先程肝臓がケトン体を生み出すと書きましたが、この時に酢酸も同時に作られます。酢酸は酢の濃縮版で強い酸性の物質です。
この酢酸がやっかいで血液が酸性になってしまい、吐き気、嘔吐、腹痛、ひどいときには昏睡状態までいきます。
よく炭水化物抜きダイエットでは運動もしましょうと書いてありますが、私は「鬼か…!」と思ってしまいます。24時間365日トレーナーがついていてくれるならまだしも下手したら倒れちゃうんじゃないかと。
だって夏の暑い日のウォーキングなんてご飯食べててもしんどいですよね。あれを炭水化物抜いてやったら…。。
またケトン体ダイエットはケトン体が多く生成されるので体臭・口臭が臭くなります(ダイエット臭)。
これ個人的には最悪です。自分は目標があるので耐えられても周りに迷惑になるんじゃないかと思うわけです。せっかく綺麗になりたくて始めたダイエットなのにそれは嫌ですよね。

食事制限で痩せる人は大抵このダイエット臭がしちゃうんですよ。それ以外にも摂食障害の危険性などもあることから、私は食事制限を良しとしません。
ちなみにケトン体ダイエットは脂肪は普通に摂ってOKとされています。要は体質改善(ケトン体質?)だから炭水化物以外はOKですとのこと。ココナッツオイルなんかいいよ…と言われても。確かにココナッツオイルの効果は良いけども。

IMAIMA管理人ふーの言いたいこと・まとめ
ケトン体ダイエットは確かに効率の面から見たら優れているのかもしれませんが、私はやっぱりやらない…かな。
ケトン体ダイエットは…
炭水化物だけ抜いて他の脂肪などは摂ってもいいいいですよ。その代わり頭がぼーっとしたりします。脂質の割合が多くなり、栄養バランスが崩れるかもしれません。食事制限のみで痩せた場合体のラインがだらしなくなります。そして体臭や口臭が臭くなります。
…これじゃ惹かれないですよねぇ。
私は過去記事でも書きましたがダイエットは健康を損なってやるものではないと思っています。

まず食事制限はしません。食事制限は私のような素人がやると健康を害するおそれがあるし、何よりリバウンドの確率がぐんと上がります。その代わり比重を運動に置きます。運動を継続的に続けられれば間違いなく痩せますし、代謝も上がるのでケトン臭(ダイエット臭)もしません。
運動じゃ効果がすぐ出ない!と言う人もいると思いますが、同意です。何気に私もちんたらしてた時体重は全然落ちませんでした。
でも自分では気づいていないだけで体の中や体質は確実に変わってて、ある時がくんと体重が落ちた時がありました。この時に運動を楽しめてなかったら体重が落ちない時期に途中で挫折していたかもしれません。楽しかったからこそ継続出きたと今でも思います。
また私のような根性なしがダラダラやっても結果的に体重は落ちたので、根性ある人が有酸素運動をガチで取り組んだら体重なんてすぐに落ちるのかもしれません。要はやる気…ですね。
今回の記事は少し説教臭くなりましたが、食事制限で体調を崩すなんてもったいないよって話でした。