和田アキ子の紅白出場批判にみるネット社会のうねりと恐怖

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和田アキ子

 

和田アキ子さんの紅白出場が決まりました。紅組では出場回数はもちろん一位です。順調に記録を伸ばしています。

で、、、なぜ和田アキ子さんが紅白に出場できるのか?ヒット曲がないのになぜ?裏でどんな力が働いているの?なんてことが公のメディアの記事やツイッターなどでもちらほら…(どころじゃない汗)散見されます。

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和田アキ子の紅白出場に批判が集中

しかし、私は和田アキ子さんの紅白出場に関して否定でも肯定でもありません。NHKに料金を払っている身ですが、私の好きなアーティストはどうせ出な…ごにょごにょですので、もちろん和田アキ子さんに脊髄反射的に「何紅白出場してんだこのやろー」なんて否定する気も沸きません。

先ほど書いたような他人の下世話な憶測記事にも全くと言っていいほど興味が無いのですが…

いくつか気になった点があったので、IMAIMAは美容サイトですが、手短かに和田アキ子さんの紅白出場について書きたいと思います。

 

和田アキ子さんへの世間の反応が過激

 

和田アキ子さんは言わずと知れた大物(?)ですので、アッコにおまかせなんかでも毎度アッコ節を炸裂させてますね。私はあんまり食い入るように見たことはないのですが、まぁあの周りのヨイショ感と週刊誌よろしく厚くはない情報とご意見でさらっと撫でる感じは嫌いな人は嫌いだと思います。

特に最近は年長者であろうと偉い人だろうと自分の意見が正義だ!と押さえつける社会ではなくなっているので、和田アキ子さんの全盛期を知らない若い人は一方的に切り落とすような和田アキ子さんに余計にイライラしてしまうかもしれません。

でもそれは、番組作ってる人たちにも責任があるような…ある意味バラエティに出てる人もカメラの前では役者ですので…和田アキ子さんも例外ではないかと…。

そんな中での紅白出場決定!ふくらんだ風船が弾けるように不満、批判が爆発しました(まぁ毎年のことではありますが、今年はさらに過激)。

私はふわっと和田アキ子さんの紅白出場記事のヤフコメ見て凍りつきましたよ。

みんなめっちゃブチギレてるやん…

 

 

和田アキ子さんへのネットの意見

 

細かいのもいれるとたくさんあるんですけど、おおまかに分けると2つかなと思います。

 

最近ヒット曲がないのになんで出るんだ!

むー…確かにヒットチャートを見ても和田アキ子さんの名前は見当たりません。というよりそんなに頻繁に曲を出していないので毎年あの鐘を鳴らしているわけです。

しかしこれって和田アキ子さんに限らず他にもそういう歌手の方何人か出場していますよね?毎年毎年出場して紅組最多出場回数を更新するから叩かれるのでしょうか。一回は良くて十回はダメとかそういうことなのか、はたまたニーズがないのに出場するな!ということなのか。

これは考えてみると非常に奥が深そうで…それでいて浅そうで。

 

他の若手(ヒット歌手)に譲れ!

これも多かったですね。事実有力とされていた歌手やアーティストの落選が話題になっています。

誰しも自分の応援するアーティストには歌番組などのメディアに出てほしいと熱が入るでしょうし、それが紅白ならなおさらだと思います(ニワカファンが増えるので露出しないでほしいという方もいますが…)。

惜しくも出場できなかったアーティストのファンは、歌も歌ってない高尚(?)なご意見しか言わない和田アキ子さんに「なんで??」「辞退しろ!」と思う気持ちも分からないではないですが…。

 

 

紅白に出場するのはそんなにいけないことか?

 

さて、そんな批判に晒されてる和田アキ子さんですが、私個人の感想としては実は少し気の毒かな…と思っています。

その理由は…

プロの歌手としてオファーが来たから歌う。そのことに何を戸惑うことがあろうか。と思うわけです。

コンスタントにヒット曲を出し続ける歌手もいれば、一曲しかヒットしなかった歌手もたくさんいます。しかし両者とも歌手としての志は同じなはずです。プロとして歌手を名乗ればオファーが来て歌いたければ歌う。それはまず当たり前だという認識を私は持っています。

 

最近ヒット曲がないに対して

私は最近ヒット曲がないから出場を自ら辞退するという後ろ向きな考えは好きではありません。むしろ周りに罵倒されてヒールになろうとも自分の歌声を多くの人に聴いてもらうチャンスが来た!もう一度ヒット曲を絶対出してやる!だから紅白では最高のパフォーマンスをするんだ!

…という考えのほうがよっぽど好感が持てます(和田アキ子さんがそういう考えかは神のみぞ知る)。誰もが歌手になれて紅白に出場できるわけではありません。紅白に出場する他のアーティストも他人の夢を潰してここまで這い上がってきたはずです。

それを今更歌うことに何を躊躇するのでしょう。和田アキ子さんに夢を託した歌手志望の方もいたと思います。少し批判されて辞めるくらいならその夢を託した人は、なら自分がでてやるわい!憤慨するに違いありません。石にかじりついてでも、もう一度返り咲く。そういう強い意志に私はグッとくるのですが…どうですか?

 

出場枠を譲れ!に対して

上の理由から本人が辞退することはないと思います。世間の反応を見て事務所やNHKが取り下げたらまた話は別です。しかし本人が他のアーティストに譲ることはプロ歌手としてその時点で終わってしまうんじゃないかと思うんです。自分より他のアーティストのほうが上であることを認めてしまうことになりますから。

(もちろん出場が決まるまでの交渉の時点で断るなら別です。いろんな事情がありますしそういうアーティストさんたくさんいますので。しかしオファーが来て一度やると決めたことを投げ出すことは…)

 

紅白歌合戦はスポーツと違い金銭のやり取りをする立派な契約であり、また歌手としての活動できる年齢の幅も広いです。若手の育成を意識する必要などは全く無いと私は思っています。80歳デビューとか応援したくなる!

 

和田アキ子は今やタレント…に対して

おそらく言いたいことはタレント活動ばかりで歌手としての活動に主軸を置いていないのに他のアーティストの枠を奪ってまで歌いたいのか…。ということだと思います。

まぁ気持ちはわかるのですが、そういう和田アキ子さんを選んだのはそもそもNHKです。そこになんらかの力が働いていたとしても実際我々が真実を知ることはできません。どんな理由があろうと紅白に選出されオファーが来れば歌う。私はそれがピュアなプロ意識だと思います。

そしてもし仮にタレント活動が多かったとしても、もしかしたら…もしかしたら…日夜もう一度ヒット曲を出すために努力しているかもしれません。睡眠時間を削ってボイトレに励んでるかもしれません。そんなわけないというのは簡単ですが、それは誰にもわからないことですし何を言っても憶測に過ぎません。

人の志・夢は他人にはわからないものです。

 

不快だから出るな!に対して

それこそ歌手としてのプライドで辞退なんてしたらダメでしょう。中には和田アキ子さんより他のアーティストを不快に思っている方も少なからずいるでしょう。

売れて有名になれば絶対にアンチはできます。それでもそれに負けずに最高のパフォーマンスをするからアーティスト足りえるのではないでしょうか。

何%の人間が不快に感じたら出場しないほうがいいのでしょう。和田アキ子さんにも熱心なファンは絶対にいます。その人達は今年の紅白歌合戦を楽しみにしています。一人でも聴いてくれる人がいる限り最高のパフォーマンスを。それがプロです。

 

 

出る杭は打たれる

 

和田アキ子さんに限らず、目立った活動をする人(特に芸能人)は打たれます。人物や物事に好き嫌いがあるのが人間ですので、嫌いな人は嫌いで全く問題ないと思います。

しかしネットがここまで普及していくといろんな意見が千差万別星の数ほど出る…と思いきや実は大多数の意見がうねりのように少数派の意見を飲み込んでしまうことがあります。

たしかに倫理観の欠如したツイートや非人道的な言動はすぐに拡散され罰せられることに大きく異議を唱えるつもりはありません(自宅の住所や家族、親戚、会社まで面白半分で無茶苦茶にするのは絶対やり過ぎ…!もし、知らない社員の軽はずみな言動で自分会社が倒産したら泣くに泣けない。。)

しかし物事には多数の意見があってしかるべきだと思っています。人と違う意見を言うと叩かれる、大きな声は大きく小さな声は小さく…そのような今のネット社会の現状に少し寂しさを感じます。

いいねが多いということは共感が多いということで偉いわけではありません。多くの人が共感してくれた、参考にしてくれた、それだけのことです。いいね人間を目指したら行き着く先はもしかしたら空っぽ人間なのかもしれません。

出る杭が打たれる。それは世の常です。しかし打ち過ぎた世の中はつまらないのかもしれない…なんてことを思ったり思わなかったり。

 

 

和田アキ子さんの紅白出場に対する管理人まとめ

 

ちなみに私は和田アキ子さんのファンではありません。アッコにおまかせも全然見ません。なんなら紅白も見れない事が多いです。ついでに日テレでデデーン見てすいません。板尾さん好きでごめんなさい。

そんな自分でもこの一連の和田アキ子批判騒動を見ておや?と思った次第です。

歌手なら歌うことに全力に。ひとりでも多くの人に一秒でも長く聴いてもらいたい。それだけのことに無様でも格好悪くてもしがみつくアーティストのほうが好きです。

そんな無様なアーティストに対して周りがとやかく言うのも常。アンチが沸くのも常。でも私はそんなダサいアーティストを声を枯れるまで全力で応援したくなるのです(アッコさんじゃなくてね…)。

ただ今回の記事のような少数派の意見もネットという大きなうねりに飲まれてしまうのかと思うと…文字数が長くなっただけに寂しい。。かなり。。

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